院長ブログ

マダニ注意報!?

●マダニ患者さん急増

この1週間、毎日のようにマダニに食いつかれた患者さんが来られます。(2010年6月9日現在)
例年6月くらいからマダニで来られる方が増えてくるのですが、今年は異常に多いようです。
特にお子さんが近所の草わらでマダニの被害にあうことが増えているようですので、外でお子さんを遊ばせるときは注意が必要です。

●マダニを自分で除去しないように

マダニはボレリアと呼ばれる病原菌を持っていることがあります。
マダニの膨らんだおなかをつまんで無理に除去すると、皮膚の中に病原菌が入り込む可能性が高まります。
自分でむしり取りたくなるのをグッと我慢し、是非そのままで皮膚科を受診し、適切な処置を受けるようにしましょう。

●ライム病に注意

マダニの持つボレリアに感染すると、ライム病(遊走性紅斑)と呼ばれる皮膚病になる恐れがあります。
マダニに食いつかれた場所を中心に、徐々に大きくなる赤い発疹が現れ、慢性化すると神経、筋肉、関節、心臓などが冒されていくことがあります。

●皮膚科での治療

食いつかれたばかりの新鮮な状態の場合は、ピンセットなどを使って慎重にマダニを除去します。(患者さん自身では行わないでください)
その際にマダニの頭がちぎれてしまった場合や、食いつかれて日数がたっている場合は、局所麻酔を施し、メスなどで除去します。
軟膏などを塗布し、抗生物質を服用していただきます。
抗生物質を必要な日数だけ服用していただいた場合、ライム病に移行する可能性はかなり低くなります。

食いついたばかりの小さなマダニ

 

 

 

 

【食いついたばかりの小さなマダニ】

 

数日たつと血液を吸って、数倍に膨れ上がる

 

 

 

 

【数日たつと血液を吸って、数倍に膨れ上がる】

 

【取り除いたマダニ】

 

 

 

 

【取り除いたマダニ】

 

 

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※野山に入るときは肌が露出しないよう、長袖、長ズボン、
手袋などで予防に努めてください。
こんな(↑)感じの帽子やネットも有効です。

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