院長ブログ

マダニの被害が増えています

苫小牧の皮膚科医院 『たかはし皮膚科クリニック』、院長の高橋幸夫です。

5月も中旬となり、苫小牧ではマダニに刺される方が増えているようです。
今日だけですでに4名の患者さんが来院されました。

去年も書きましたが、マダニに刺される(喰われる)とライム病という感染症にかかってしまう場合があります。
患者さんが自分で取り去ろうとすると、病原菌が皮膚の中に入りやすくなりますので、お近くの皮膚科か形成外科を受診して処置してもらうのがよいでしょう。

マダニが媒介するボレリアにはテトラサイクリン系の抗生物質がよく効くとされており、当院では通常ミノマイシン(200mg/日)を処方しています。
年齢等の都合でミノマイシンの服用が難しい場合はペニシリン系、セフェム系の抗生物質を使用することもあります。

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くびに食い込んだマダニ

 

 

 

 

※くびに食い込んだマダニ

マダニに食いつかれた部分の皮膚の処置ですが、多くの皮膚科ではトレパンという筒状のメス(のようなもの)を使って、皮膚の一部とマダニをまとめて切除して縫合する場合が多いと思います。
当院では「炭酸ガスレーザー」というレーザーメスを使って、最小限の傷でマダニを除去しています。
多くの場合、縫合が必要ない2ミリ程度の傷でマダニの頭を除去できます。
子どもの治療や傷を目立たせたくない方の治療に役立っています。
(状況によってはトレパンを使わざるを得ないこともあります)

炭酸ガスレーザー

 

 

 

 

 

※炭酸ガスレーザー

それにしても今日はいい天気です。
気温もぐんぐん上がって、絶好の外出日よりです。
でも野山に出かける場合は、肌の露出を出来るだけ少なくし、帰宅したら皮膚に異常がないか早めにチェックするなどの対策を怠らないよう、お願い申し上げます。

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※明日5月19日(木)は通常通り休診日です。20日(金)はいつもどおり診療しております。

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