院長ブログ

本当に大切な「薬の塗り方」

苫小牧の皮膚科医院 『たかはし皮膚科クリニック』、院長の高橋幸夫です。

一昨日、外でバーベキューをやったところ、見事に日光湿疹になってしまいました。
といっても軽症ですが、こんな感じで赤くなりました。

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※炎天下に数時間屋外にいたらこうなります。
 不覚にも日焼け止めクリームは塗っていませんでした。

 

そこで急いで「テクスメテン軟膏」を塗りました。
第Ⅱ群(ベリーストロングクラス)のステロイド外用剤です。

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※テクスメテンはいい薬です。
 ネリゾナという名前の別会社製のものもあります。

 

第一関節ひとつ分が0.5gです。
これを「フィンガーティップユニット」と皮膚科では呼んでおり、大人の手のひら(指の部分も含む)2つ分の範囲に塗る適量とされています。
たいていの方が「ちょうどいい」と感じる量より、軟膏は多く塗る必要があります。

ちなみに軟膏を全身にくまなく塗る場合、は50フィンガーティップユニット必要になり、写真のような1本5グラムのチューブを5本(25グラム)消費する計算になります。
1日2回塗る場合は10本必要です。

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※ちょっと不快に感じるくらいべたっとします。
 クリームなら、べたつきは少ないのですが、家にありませんでした。

 

しっかり塗ると、ちょっとベタベタした感じになります。
ティッシュを一枚、軟膏を塗った患部に乗せると、ペタッと吸い付くようにくっつきます。
そして腕を逆さまにすると、数秒たってからゆっくり剥がれ落ちます。

塗り薬は、「適量」を「指示通りの回数」塗って、はじめて十分な効果が表れます。
「どの軟膏を選択するか」は大切ですが、それ以上に「薬の使い方の指導」がものすごく重要です。

皮膚科を受診して塗り薬が処方されるときは、塗り方の説明もしっかり聞くようにしてください。
本当に、本当に、大切なポイントですから。

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