お知らせ

【医療DX】電子カルテ導入に伴う待ち時間の延長について

医療DX推進と電子カルテ

政府推進の医療DX

当院は2025年6月から「電子カルテ」を用いた診療体制に段階的に移行します。
これは政府が定めた医療DX推進の方針(※1)に対応するものです。
電子カルテ化によって診療情報の共有、業務の効率化が進み、長期的には患者さまおよび医療機関にとってメリットがあると期待されています。

当院では「紙のカルテ」から「電子カルテ」へ移行するため新しいコンピューターシステムを導入します。
医師によるカルテの記入も「紙のカルテへの手書き」から「コンピューターへの入力」に移行します。
現在、新しいシステムのもとスムーズに診療を行えるよう院内で準備を進めていることろです。

(※1 2030年までに100%の医療機関に電子カルテを導入)

電子カルテの欠点【診察のペースが遅くなります】

さまざまな利点がある一方で、電子カルテには欠点もあります。
コンピューターによる入力はどうしても手書きより遅くなる傾向があるため診察のペースが遅くなり、結果として待ち時間が長くなる可能性があります。(※2)

コンピューターの設定の調整、取り扱いスキルの向上を図り、少しでも効率的に診療できるよう取り組みますが、診療ペースに少なからず影響が生じるのは避けられないと思われます。

みなさまにはご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、何卒ご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます。

(※2 皮膚科開業医における電子カルテの導入例を調べたところ 「手書き」よりも「コンピューター入力」の方が時間がかかり、診察ペースが遅くなる傾向があるようです)

お願い

・受診に際して「アイチケット」を確認し、混雑状況を把握したうえで来院ください。
・時間に十分なゆとりをもって来院ください。
・マイナ保険証の利用にご協力ください(他の医療機関の投薬内容などの把握に役立ちます)
・お薬手帳があればご持参ください。
・緊急性が低いご相談の場合は、土曜日を避けて平日に受診する、繁忙期をさけて9月以降に受診する、などをご検討ください。